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物理ネットワーク機器もテストの対象とした、インフラストラクチャ全体をテストするツールキットを作ろうとしています。
インフラストラクチャに対してテストコードを走らせる際、該当のテストコードが動作する間だけ機器の割り当てが起き、終了時に開放する動作が望ましいです。そのため、データセンタ内の様々な機器に対する割り当てを管理できるエンジンがあると良いなと思うに至りました。OpenVDCプロジェクトでは、この課題を解決する仕組みを提供し、テスト可能なインフラストラクチャの構築を行うツールの一部として利用されることを目指しています。
"Clay"は、仮想ネットワークのテストを生成するツールで、qb0C80aEさんがGO言語で書きました。例えば、商用環境にある物理ルータまたはファイアウォールの設定を変更することは、かなり危険を伴う作業です。もし、新しい設定が商用環境ネットワークに何らかの悪影響を及ぼすと、技術者は緊急に修正しなければならず、ユーザにはシステムのダウンタイムが発生し、さらに経営的な損失があります。
"Clay"は仮想ネットワークを生成し、GUIまたはWebAPIを通じてテストケースを作成します。実際には、OpenVDCとOpenVNet上で仮想トポロジーを構築するTerraformテンプレートが作成されます。一旦テンプレートが作成されると、"Clay"はその仮想環境上で、生成したテストケースを自動的に実行します。この方式によって、どのような新しいネットワーク設定でも、商用環境に適用する前に徹底的にテストすることができます。
このプレゼンテーションにはデモがあります。
『Tokyo Open Infra Users Group(TOIUG)』 (旧Wakame Users Group (WUG))は、あくしゅ公認の2ヶ国語(英語/日本語)コミュニティで、オープンソースの仮想化、基盤、DevOpsなどに関連した全ての話題を自由に議論できるグループです。 私たちに何か質問がある方はもちろん、クールなハックをやったことがある方、面白そうな新しい技術について発表...
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